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3月 2nd, 2024

3/2 泥棒対策をどうするのか?

2024/03/02 相場情報

LME銅建値計算値 131 NY銅建値計算値 133

LME銅セツル  8394ドル(+5ドル)

LMEカーブ   8503.5ドル(+10ドル)

LMEアルミ   2183.5ドル(+20.5ドル)

LMEニッケル  17175ドル(-260ドル)

LME亜鉛    2362.5ドル(-19.5ドル)

LME鉛        2052.5ドル(-14.5ドル)

TTS          151.55円(12銭円安) 

LME銅在庫 121375t(-1300t)

原油    79.97ドル(+1.71$/bbl)

銅・アルミ・ステンレス・特殊金属・電線・真鍮・砲金などの非鉄金属が好物です!!
お持ち込み・お引き取りのご相談お待ちしております。

おはようございます。

最初に、昨日ちょっとだけ最後に書いたアルミは上げです。

諸々本日値段訂正してお得意様にはご連絡いたします。

泥棒

記事が載ってましたので引用します。

世界中どこの場所でもこれは問題になっていますね。日本でも、太陽光パネルの電線泥棒がすごい多いみたいです。さすがに多すぎて、そろそろ保険が降りなくなる可能性もあるかもしれません。

擁護するわけではありませんが、盗まれないように対応はしているがこんなものはいたちごっこであります。

最終的に、山の中にひくこと自体が間違っていると思います。

 

 

金属の価格高騰で急増する「金属盗」が、世界各地で社会インフラを破壊していく

日本も含め世界中で、下水管のふたから銅製ケーブルまで、ありとあらゆる金属製品が盗まれるようになっている。金属製の社会インフラが張り巡らされるなか、金属の窃盗はますます“容易”になり、転売によって“儲かる”犯罪になっているのだ。
金属の価格高騰で急増する「金属盗」が、世界各地で社会インフラを破壊していく
PHOTOGRAPH: GETTY IMAGESS
 

巨大な電波塔に何かが起きた。ある日の深夜、電力会社から連絡を受けたメディア企業Payne Media Groupのウィル・ペインは、自社の電波塔に異変が起きたことを知った。ただし、彼が事態を本当に理解したのは、氷点下の寒さのなかで現場に到着した翌朝5時ごろのことだった。

オクラホマ州ヒューゴ市の田園地帯の真ん中にそびえ立つその電波塔は、ニューヨークの国連ビルにも劣らぬ499フィート(約155m)の高さを誇っていた。オクラホマとテキサス両州に向けて放送するラジオ局「K95.5」の電波塔だ。

ペインが到着したとき、辺りはまだ暗闇に包まれていたが、クルマのヘッドライトは地面の上の何かを照らし出した。

彼は目を疑った。塔の上半分が無残に破壊され、白と赤に塗られた鋼鉄製の骨組みがぐしゃりとつぶれて地面に横たわっていたのだ。塔を支える小型の建物にも侵入の形跡があった。ペインは現場を離れ、警察に通報した。

「これ以上の悪夢はありません」とペインは言う。その日の昼までに被害状況を詳しく調べたところ、破壊された塔の支柱から直径数センチの銅製の同軸ケーブルが、電動工具を使って何メートルにもわたり引きちぎられていることがわかったという。「2017年に建てたばかりの、わたしにとっては新品同様の電波塔でした。ショックで胸が張り裂けそうです」

金属盗の標的になる社会インフラ

増え続ける金属の窃盗事件は、物価の高騰と密接に関連している。例えば、銅の価格は5年前より約30%も上昇した。鋼鉄に至っては、この2年ほどでかなり落ち着きを取り戻してはいるものの、新型コロナウイルス感染症によるパンデミック期間中には200%もの価格高騰を記録した。こうした事情から、下水管のふたから長さ何マイルもの銅製ケーブルに至るまで、あらゆる金属製品が盗まれるようになった。人と人をつなぐパイプとして文明社会を支えるこうしたインフラが、金属盗の格好の標的となったのだ。そこに生じる混乱の大きさは、盗まれた金属の額面通りの金額をはるかに超えるものだ。

 

世界の電化が進み、銅や鋼鉄、貴金属を大量に使用した機械類への依存が加速するにつれ、この種の窃盗事件はかつてないほどに深刻化している。一方、被害を受けた人々は戸惑うばかりだ。この手の犯罪を封じる手段はないのだろうか、と。

金属を盗む行為はいまに始まったことではない。例えば、歴史家たちの推測によると、古代エジプト王ツタンカーメンの墓から盗まれた品々のなかには、黄金や宝石のほかに金属製のカミソリの刃が含まれていたという。こうした道具類は、溶解したうえで売買されていたと見られる。

人々の生活が“金属製のインフラ”に完全に依存している現代だからこそ、こうした窃盗事件はこれまで以上に大きなダメージを及ぼしていると言えるだろう。24年2月初めには、金属目的の窃盗団がドイツの交通網を襲撃し、一時的に交通をまひさせる事件が起きている

またインドでは、幹線道路沿いの金属フェンスが長さ1kmにわたって持ち去られる事件があったほか、22年には川にかかった橋が丸ごと盗まれたとの報告もある。南アフリカ共和国では輸送現場におけるケーブル窃盗事件があまりに多く、そのせいで国内の円滑な交通の流れがいかに阻害されているかについて、学術論文がいくつも発表されているほどだ。また英国米国では、墓地に忍び込んで墓石から金属製の銘板を盗む者まで現れているという。

COURTESY OF WILL PAYNE

ペインの会社が運営するラジオ局「K95.5」は、電波塔の残された部分にアンテナが設置されるまで1週間を超える放送休止を強いられた。ペインによると、放送に使える電力はいまだに通常の半分程度だという。電波塔は、タワー部分を地面に固定していたガイワイヤ(支線)と呼ばれる長いケーブルが切断されたために、安定を失って倒壊したと見られる。犯人グループは、倒れた部分から銅製のケーブルを持ち去ったらしい。修理費用は少なく見積もっても50万ドル(約7,400万円)にはなるだろうとペインは言う。

この事件では、これまでに男女2人が逮捕されている。報道によると、2人は電波塔に使用されていたものと同種の銅製ケーブルを、隣のテキサス州にある鉄くず業者に売却していた。『WIRED』の取材に対し、オクラホマ州チョクトー郡の保安官テリー・パークは、本件については引き続き捜査中であると答えた。

粘り強く盗みを働こうとする人たち

この種の事件はほかにいくらでも起きている。オクラホマの1件からわずか数週間後には、高さ200フィート(約60m)とやや小型の電波塔が被害にあった。こちらの事件では塔の設備全体が持ち去られ、ラジオ局の経営陣はただ茫然とするばかりだった。

「信じがたい話ではありますが、似たような事件はたくさん起きています」と、金属窃盗事件の専門家で、金属窃盗の大規模事例とその影響について調査する研究者でもあるベン・スティックルは言う。彼は、金属の需要高騰の兆しを初めて実感したときのことをよく覚えている。数年前、彼はさびついた古い貯水タンクを転がしながら家の前を歩いていた。ゴミの回収に出すためだ。すると、ひとりの男が道の真ん中にクルマを停め、声をかけてきた。「それ、捨てるのかい?」。気がつくとスティックルは、男を手伝って小さなクルマの後部座席に汚れたタンクを押し込んでいたという。スティックルはそのときのことを振り返って言う。「走り去る彼を見送りながらつぶやきました。『いまのは一体何だったんだ』とね」

 

原稿が受理され、今後発表される予定の最新論文で、スティックルはカリフォルニア州で起きた触媒コンバーター盗難事件について考察している。クルマの排気ガスに含まれる有害なガスや汚染物質を除去するこの装置は、パラジウムやプラチナなどの貴金属が触媒として使われていることから、窃盗団の標的にされることが多い。金属価格の動向と、地域コミュニティ向けソーシャルネットワーク「Nextdoor」の口コミを含む触媒コンバーターの盗難情報を精査したスティックルら論文執筆者たちの試算によると、金属の価格が10%上昇するごとに、コンバーターの盗難事件は20%増加すると予測されるという。

金属を手に入れるために思い切った行動に出る人々もいる。このテーマについて述べた17年刊行の自著『Metal Scrappers and Thieves: Scavenging for Survival and Profit(スクラップ業者と金属盗たち:生き残りと金もうけのための鉄くず集め)』のなかで、スティックルはひとりの男性にインタビューしている。この男はGoogleマップで廃屋となった建物を探し出し、そうした場所を面白半分に訪ね回る“都市探検家”たちが撮影した写真や動画を手に入れていたという。狙いはそれらの画像に銅製のケーブル類が写っていないか確認することだ。目的のものが見つかると、クルマで駆けつけて略奪行為を開始するという。「彼なら1週間かけても金属を盗み出そうとするでしょうね」とスティックルは言う。

クルマや暖房器具、そのほかの基本的設備の電化が進むにつれて、窃盗犯たちの標的の選択肢は今後ますます広がるばかりだとスティックルは言う。23年には、銅を豊富に含むEV(電気自動車)用充電ケーブルを引き抜こうとする覆面の人物の姿を、自宅の敷地内で撮影したというロサンゼルス市の住人の話が報じられた。

不審な金属を見極める警察官のスキル

法執行機関の関係者の間でも、金属窃盗事件の拡大に対する懸念は高まっている。英国では、ある国会議員グループが過去5年間における金属窃盗の増加傾向をまとめた報告書を1月に発表している。そこで明らかにされた公式の数字を見ると、イングランドとウェールズで発生した金属盗難事件の数が、20年の約17,500件から23年の約28,500件へとほぼ倍増していることがわかる。議員らの報告書は、組織犯罪の増加がこの傾向に拍車をかけていると結論づけている。

「確かに対策は進んでいます。ただ、Scrap Metal Dealers Act(金属スクラップ業者関連法)が効力を発揮できていないことは、大きな課題のひとつだと思います」と、英国金属リサイクル協会(BMRA)のアントニア・グレイは言う。

金属盗難事件の急増を受けて13年に可決されたこの法律の背景にも、当時の金属価格高騰があった。この法律により、金属の取扱業者にはライセンスを取得し、金属スクラップ販売業者として身分を確認できるようにすることなどが義務付けられた。この法律の実効性を強化するための「トルネード作戦(Operation Tornado)」と呼ばれる警察の介入も同時に始まり、英国における金属窃盗が48%も減少したことでその効果が高く評価された。この取り組みの主な目的は、金属販売業者に対し、正規の取引業者であることを示す写真付き証明書の取得を徹底させることだった。

「トルネード作戦は、たちどころに成果を挙げました」と、この作戦を指揮した元警官で、現在は金属窃盗事件専門のコンサルティング会社「Onis Consulting」の経営者として警察を支援するロビン・エドワーズは言う。ところが、彼によると「金属窃盗が減少した結果、14年に入ると規制の効果が薄れ始めた」という。そしていま、問題が再び戻ってきた。いまの警察官に求められるのは、金属スクラップ業者を訪ねた際に正しい判断を下せるよう訓練を積んでおくことだとエドワーズは言う。例えばそこに積まれた金属について、適切な書類が揃っているか、きちんと整頓されているか、不審なものはないかといったことを見極める能力が必要なのだという。

「予測的ポリシング」活用の課題

これには「予測的ポリシング」と呼ばれる手法が有効かもしれないとエドワーズは言う。解析学を用いて、金属窃盗団が次に狙う場所を予測する技術だ。米国のInstitute of Scrap Recycling Industries(ISRI:米国スクラップ再生業協会)の法執行支援部門ディレクターを務めるトッド・フォアマンも同意見だ。フォアマンは、ISRIが運営するウェブサイトのひとつである「ScrapTheftAlert.com」に寄せられる金属窃盗関連の情報をマップにまとめ、金属がらみの犯罪が発生しそうな場所を、犯罪学の専門家に予測してもらえるようにしたいと考えている。

 

ただし、この種のシステムには、低所得層や人種的マイノリティの人々が住む地域に対する不当な偏見が入り込むリスクが潜んでいる。そうした事態を避けるには、先入観をもって警察力を行使することのないよう、地域社会とのつながりを築いていく必要があるとフォアマンは語る。「米国の警察官や関係当局は、そうした態度で業務

何らかの対策が必要であることは間違いない。しかし、米国における金属窃盗の件数を把握することは「ほぼ不可能です」とスティックルは言う。金属窃盗をほかの窃盗事件と区別して記録する全国規模のシステムが存在しないからだ。「ScrapTheftAlert.com」のサイトで銅製品の窃盗に関する報告が急増していることに気づいたフォアマンは、犯罪の凶悪化を示す出来事としてミネソタ州で続発している電気ケーブル盗難事件の例を挙げる。「犯人たちは街灯からケーブルを無理やり引きちぎっているのです」

ウィル・ペインの電波塔はすでに被害に遭ってしまったが、有望な対策が事前にひとつだけ講じられていた。テキサス州内のスクラップ業者には、金属を売りに来た人物の顔写真を撮影することが義務付けられているのだ。このことが事件捜査に役立つ可能性がある。窃盗犯の刑期を延長することも、犯罪の抑止につながるかもしれないとペインは提案する。

しかし、大量の金属を所有している人に対してペインが何よりも勧めたいのは、十分な額の保険をかけておくことだ。本気で金属を盗むつもりで真夜中にやって来られたら、こちらは防ぎようがないと、彼は沈んだ声で語る。

それでも、ペインにはK95.5での放送を続けるという任務がある。電波塔の残された部分を守るため、彼は警備員を雇った。「これで少しは安心です」と彼は言う。「いま、チョクトー郡で一番安全な場所はここかもしれませんね」

何かあればご相談下さい。

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